溶けてゆくほど優しく

誰よりも君を

夏のはじまり この夏の覇者になる!

ずっとずっとこの日を待ってた。
口を開けば初日たのしみ!ばかり。

どちらかというと強火オーラス厨のわたし(もちろん入れるなら全ステしたいよもちろん)。とにかく初日ほど嫌なものはない。レポが流れていない。立ち位置もセトリもわからないドキドキがなんとも言えなくて、ある程度ネタバレしてから臨みたいタイプ。

この日も入場して開演直前まで中島担の友達に「ほんと初日きらい立ち位置わからんしセトリわからんから心の準備ができない!」「あと10ぷん!」ってLINEつきあってもらってた。ひとりでそわそわ落ち着かなかった。


ここでいう「初日」という言葉には「サマステvs公演初日」と「チーム覇公演初日」と、それからもうひとつ「やすいたんになってから初めての現場の日」という意味を含んでいる。
そう、わたしが安井くんを担当にしたのはほんの2ヶ月前のことだ。菊池風磨くんから安井謙太郎くんに担降りしました(この話はまた今度くわしく)。


2ヶ月間安井くんの現場に入れなくて、「きくちたんしてたときのほうが安井くんに会ってたんじゃん?!」「ってかきくちたんのとき風磨くんに2ヶ月も会わない期間とかなかったんだけど?!」こんなことから高まる初日への期待。
ほんとは初日入るつもりじゃなかったんだけど、もうひとつ「安井謙太郎(24)の初現場」だったから。
のちに、初日1部に入るという選択をしたわたしを褒めたいと思った。


聡ちゃんの「俺まだ安井くんの誕生日祝ってないの!祝っていい?」という一言から、会場みんなでハッピーバースデーdear安井くんの大合唱。うれしかったなあ。だいすきなひとの誕生日を本人目の前にしてお祝いできるってほんとうにうれしい!

「まあ僕の話はもういいですから」と恥ずかしそうに話を逸らす安井くんの表情を忘れないよ。



セクゾ担降りてきた者からしたら「セクゾコンかよ?!」っていうくらいセクゾ曲歌う歌う。もちろん聡マリちゃんがいるから。上手バル側でチャチャチャチャンピオン踊る安井くん可愛いがすぎるし、レディダイ踊る安井くん可愛いがすぎるし、KQJで安井くんJokerやっちゃうし(本家のJokerは風磨くん)、風磨くんとの思い出がどんどん安井くんで塗り替えられてしまうのではないかくらいのメドレー。(でもわたしは器用に名前をつけて保存します。)

しかしノクノクとかいつぶり…!くぅ…!


我のStrikerがかっこよすぎてじゅりみゅ……してたところに流れたイントロ、One Love。赤スーツ黒シャツで現れた安井くん。すきしかない。こんなに甘い歌声でこんな甘い歌うたっちゃうのかよ。すきしかない。


気づいたら安井くんに百年先の愛を誓ってた(軽率)。


降りてきて過去最高くらいの熱量のときに歌われたわたしの気持ち……なんかもうほんとそれこっちのセリフだから…!



登場したときは下手でぎゅぎゅっとちんまりまとまった5人。そんな5人が魅せた覇のパフォーマンス。正直まだまだ、まだまだ魅せてくれるだろうなという期待のこもったパフォーマンスだった。

でも「覇!覇!」って煽ってきたり、「明るくいきましょう!」っていう宮近の言葉だったり、最後の大技前「みんなの力貸してくれる?」といった安井くん。ファンを巻き込んでのパフォーマンスは圧巻だった。覇ちゃん、つよい。


みんなからの歓声を浴びて「行きます」と宣言した安井くん。1部は3回目の挑戦で成功したね。くるしかった。見てるのがくるしかった。もうやめて、見ていられない、目を逸らしたいと何度もおもった。でもただ目の前の4人を見つめて、滑って跳ぶ、そんな安井くんから目が離せなかった。
「100%で行ってあげないと、踏んじゃうから。だからダメだと思ったらこけるしかないの」
「行きます」と宣言したあとBGMが鳴り止み、会場には安井くんの息づかいだけがこだまするあの空間、言葉にできない時間。あと何回、感じれるかな。



安井くんに降りたとき、「絶対デビューしてほしいし夢叶えてほしい。わたしのこと幸せにして、なんて図々しい身の程知らずなこと言わないから、誰よりも幸せになってほしいし、ずっと夢中でいさせてほしい。安井くんが幸せならわたしは幸せだから」そんなことを思った。

安井くんに降りてよかったなあ。しあわせだ。しあわせを与えてくれるひとだ。


EXのステージに立つ安井くんは、わたしにとって少しだけ特別な安井くん。これからどんどん大きな舞台、大きなステージに立っていくだろうけど、EXは特別な場所。





安井謙太郎(24)、サマステvs公演初日、チーム覇公演初日、そしてやすいたん現場初め、最高の滑り出しじゃないっすか?!